業種

航空宇宙および防衛

航空宇宙および防衛業務業界(A&D)は、各国における防衛予算の削減傾向、取引の特殊性、資金調達の必要等、常に新しい課題に面しています。

業界が世界的に急速に成長する一方で、国の規制と調達に関する制度は更に複雑化し、民間企業間・官民間の紛争および調査事案が発生しています。これを踏まえて今、弁護士には業界に関する知識と豊富な経験のみならず、総合的でコスト効率の高いサービスを提供できる力が求められています。

ホーガン・ロヴェルズでは、コーポレート、規制関連、調査、訴訟のそれぞれに経験を持つ弁護士で編成したグローバル・チームが一丸となり、政府機関による規制および調達関連のリスク、紛争および当局による調査において御社の権利利益の保護に資するような、注意深く且つ時宜を得た対応を心がけております。各弁護士は、この業界に精通し豊富な業務知識を有しており、クライアントにおける潜在的な問題を事前に見極め、適切な助言を提供することに数々の実績を収めています。

当業務分野におけるクライアント層も厚く、A&D企業の最大手をはじめ、中堅市場、新興企業、新規ベンチャー企業、投資銀行、ファンド等の代理を行っております。

我々のクライアントはイノベーションにおいて世界の最先端を担っています。航空宇宙業界への無人航空機・有人航空機の製造、資材部品の供給、防衛および国家安全保障に必要な技術の開発・提供、そして打上げ機の製造および提供、衛星関連業務の提供等を通して国土安全および重要政務に関する業務とイノベーションを提供しています。

代表的な案件

近年における最も複雑なM&A案件と言われた、50億米ドル規模のADG企業の対等合併案件に関して、大手航空宇宙企業を代理

5大陸35カ国以上における内部調査の実行およびその後の政府調査当局との連絡及び交渉の管理

イラクで業務を行う大手民間軍事会社に対して、防衛基地法および地位協定に関する問題等民間軍事会社のリスクについて助言を提供

米国輸出管理規則(EAR)および国際武器取引規則(ITAR)における商品、技術、ソフトウェアの分類に関して、米国商務省および国務省の正式決定要請においてADG企業を補佐

NATO軍使用軍事衛星の調達に関して、衛星事業者を代理

数10億米ドル規模の国家安全保障利用衛星案件の入札結果への異議申し立て手続きにおいて、大手の打上げ機納入企業を代理

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